ハッキョ支援ネットワーク・なら
すべての子どもたちに等しく学ぶ権利を!
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すべての子どもたちに等しく学ぶ権利を!
これは「ハッキョ支援ネットワーク・なら」が、一貫して訴え続けているメッセージです。 2010年に実現した「高校無償化」制度は、「全ての意志ある高校生たちに、公平に学びの支援をする」ことを目的として、日本にあるすべての高校、専修学校、外国人学校に差別なく適用される画期的なものでした。しかし残念ながら、朝鮮学校だけが適用対象から除外されたままとなっています。当初、政府・文科省は、朝鮮学校への無償化適用については政治的判断ではなく、教育的見地から判断すると繰り返し表明してきましたが、一向に適応されることはなく、公正な対応を求める多くの人たちの思いは踏みにじられてきました。なによりも、朝鮮学校で学ぶ子どもたちの学習権は侵害され続け、人間の尊厳すら傷つけられてきたのです。
「ハッキョ支援ネットワーク・なら」は、朝鮮学校への「無償化除外」反対を訴えながら、学習会、映画や演劇の上演活動、署名活動、駅頭情宣活動などを続けてきました。また、奈良から大阪の朝鮮学校に通う子どもたちを、電車での見守りやキムチ販売カンパなどを通じて支援してきました。2014年の春には、橿原において奈良朝鮮幼稚班がスタート(再開)しました。民族の教育と誇りを取り戻そうとする在日の人たちの努力によって、大きな山が少し動き出しました。
しかし、朝鮮学校を取り巻く状況は過酷なままであり、ヘイトスピーチなどによって、身の安全すら脅かされています。朝鮮学校の「授業料無償化除外問題」を機に立ち上がった「ハッキョ支援ネットワーク・なら」は、そんな厳しい状況に抗うべく「すべての子どもたちに等しく教育を!」をキーワードに、今後さらに朝鮮学校支援の輪を広げていきたいと考えています。
その活動を充実させるために、是非とも多くのみなさんの入会をお願い申し上げます。
会費 年間 一人1,000円
問合せ/連絡先:ハッキョ支援ネットワーク・なら 事務局
丸子(090-7119-8767) 呉(080-5336-2123)